ときにわ

 

ときにわ+nitehi works=Up cycling love

 

Photo  MASASHI NODA   Movie  MASASHI NODA  WORKS

*ワークショップは無料にて行います。

其処にあった「元何か」を「今仕様に」軽量化解体・リデザイン・リメイク
設計事務所ときにわスタジオ

建築設計チーム「ときにわ」さんの事務所をアップサイクルを共有テーマにしながら、ときにわ+nitehi worksのアートリノベーションを制作しました。
築60年、昭和の和室を封じ込めない「元何か?」を楽しく安心してアップサイクル
解体作業中からのプロセスで、剥がす・跡・残す・何を加える?を一緒に考える作業でした。

・既存の柱・鴨居・敷居はそのま ま残す。
・解体時に下地用の「木ずり」のみを残し、パーテーションとしてアクセントにしました。
・量販在庫品の昭和のフローリング材をパッチワークの様にコラージュ貼り
・現場出た木製の柱と新材をエイジングし本棚を制作
・塩ビ管を違和感無いアイアンペイントで仕上げる。
・防水性に優れたベルギーの左官材料にて土間を表現する。
・キッチンの既存の吊戸棚やステンレス版を撤去し、その痕跡をベースキャンバスにして*子供たちと一緒に廃材で作った作品をインスタレーションしました。
・元換気フード→関節照明
・元畳→ゴザを表替えして小上がりに使用
・元和式トイレを解体→元バスルームに洋式トイレを新設
・親子で参加出来るワークショップを開き、安全でオーガニックなクレイ塗料を皆で塗りました。+子供たちと、ローラーや刷毛に留まらず、手や足に直接つけてビシャ!と塗りました。+現場で出た廃材で*子供達と作った作品をインスタレーションしました。

*古い公団住宅のような間取りが残る一室を、通常行われる建設行為とは逆向きの行為をデザインと考え、
その場にあったモノや廃棄されたモノを取捨選択し、試行錯誤を繰り返しながら改修を進めました。
そうしてできた空間はどこか懐かしくも新しい空間として再生されました。

貼る・塗る→剥がす
非構造壁である間仕切り壁は、木ズリ→左官下塗り→中塗り→上塗りで構成されていました。オフィスのプランに対応するように部分的に「木ズリ」を残し、空間を再構築しました。

取付ける→取外す
既存の造り付け家具なども基本的に取り外す作業を行うことでリデザインを行いました。取り外された後に現れたコンクリート打放しなどは場に力強さを与えています。
また、取外すことを基本デザインとすることで室内荷重も2.35t減少し、既存の建物への耐震効果も期待できます。

捨てる→利用する
時が刻まれた既存の柱・鴨居・敷居をそのまま残した入れ子構造とし、当時の住宅のスケール感を継承しています。今回、新たに加えた棚や小上がり・床(フローリング板)などについても現場からでた廃材や、廃材ネットワークから調達しています。

*アーキテクチャーフォトネットより抜粋

■建築概要
題名: ときにわオフィス
設計:安田博道・石丸由美子・干場弓子/ときにわ
建築担当:安田博道・石丸由美子・干場弓子
所在地:神奈川県横浜市中区
用途:事務所
テクニカルデレクション:nitehi works
階数:1階
延床面積:38㎡
構造:RC造
内部仕上げ
床:住宅用フローリング端材 (他の現場で不要となったもの)
壁/天井:ソイルペイント HILARI
柱/鴨居:既存の柱・鴨居を残す
間仕切:既存の木ズリを残す
設計期間:2017年10月~2017年12月
施工期間:2018年1月~2018年2月
竣工:2018年2月
費用:379.5万円(税込み)設計・デザイン費・空調設備・トイレ新設・什器備品制作・解体・照明機器・カスタマイズ塗装費含む

*ワークショップは無料にて行います。

ビフォー平面図

ときにわビフォー平面図

アフター平面図

ときにわアフター 平面図

ときにわ+nitehi works フェイスブックページ

architecturephoto.neに紹介頂きました。

粘土塗料 HILARI

ベルギーの左官材料 モールテックス

ときにわオフィスパネル↓をクリックすると詳細のプレゼンボードが見られます。

ときにわオフィスパネル-1

 

*子供たちと一緒に廃材で作った作品をインスタレーションしました。・元換気フード→関節照明

子供たちと、ローラーや刷毛に留まらず、手や足に直接つけてビシャ!と塗りました。

その痕跡をベースキャンバスにして子供たちと一緒に廃材で作った作品をインスタレーション

・解体時に下地用の「木ずり」のみを残す

・防水性に優れたベルギーの左官材料にて土間を表現する。1層目のこげ茶系に2層目のグリーン系を、コテの圧力加減で、1層目のこげ茶系を浮き出す事で、深みのあるマーブリングの表現が可能です。 フィニッシュにOIL&WAXで、更なる深み増し。 色やテクスチャーをユーザー側でカスタマイズ出来る画材に近い建材などが、これから先、一部のメーカー側の課題となってきた様にも感じます。

・塩ビ管を違和感無いアイアンペイントで仕上げる。

・現場出た木製の柱と新材をエイジングし本棚を制作

・現場出た木製の柱と新材をエイジングし本棚を制作

・現場出た木製の柱と新材をエイジングし本棚を制作

・量販在庫品の昭和のフローリング材をパッチワークの様にコラージュ貼り

・量販在庫品の昭和のフローリング材をパッチワークの様にコラージュ貼り

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